学校概要

研究・事業

平成27年度文部科学省委託「成長分野等における 中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業

グローバルに活躍が期待される
若手日本料理人育成プログラム

開発・実証プロジェクト

事業概要

日本の調理業界は24兆円と巨大です。調理に関する専門教育機関としては調理師養成施設(専門学校、高校、短大等)と栄養士及び管理栄養士養成施設(大学、専門学校)がありますが、この両教育機関が養成している人材は調理業界の一部でしかありません。また、日本の調理人材養成教育は欧米に比べ劣っている面があることを指摘する声もあります。
一方、国内の調理業界は世界的に高い技術力があると評価されていますが、今後の労働人口の減少や厳しい企業間競争を勝ち抜くためには、今まで以上に優秀な専門人材が必要となってきます。
現在、新しい職業教育に関する学校種の創設について中央教育審議会で検討され、そこではこれまでの専門学校以上の教育内容が求められる見込みです。 本プロジェクトでは文部科学省委託事業として、現在の国内調理業界及び調理専門教育機関について調査を行ってきました。また、調理専門教育では世界の先端をいくと評価されるアメリカのCulinary Institute of America、コーネル大学、ハワイ大学カピオラニ・コミュニティカレッジの教育内容の訪問調査や、諸外国では一般的なモジュール学習のモデルとしてどんぶり調理モジュールの実証講座を実施しました。
これらの調査を踏まえ、今後の日本の調理専門教育のカリキュラムマップやキャリアパス等について提言を行います。

構成機関

  • 中村調理製菓専門学校(福岡県)
  • 京都調理師専門学校(京都府)
  • 中村学園大学(福岡県)
  • 九州大学(福岡県)
  • 久留米大学(福岡県)
  • 専門学校大育(沖縄県)
  • 横浜国立大学(神奈川県)
  • 国際学院埼玉短期大学(埼玉県)
  • 長崎ウエスレヤン大学(長崎県)
  • 特定非営利活動法人 日本料理アカデミー(京都府)
  • 一般社団法人 福岡県中小企業経営者協会(福岡県)
  • 一般社団法人 福岡県専修学校各種学校協会(福岡県)
  • 有限会社ザ・ライスマウンド(東京都)

実績報告

どんぶりモジュール

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