20名もの卒業生が
ミシュランガイドにて星を獲得

世界中で愛されるグルメ本のバイブル「ミシュランガイド」で、これまでにナカムラの卒業生20名が星を獲得しています。中でも、2019年に発刊された「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」では、14名もの卒業生が星を獲得！美食の街として知られる福岡の約20％の星獲得店が、ナカムラ卒のオーナー・料理長のお店という快挙を成し遂げました。
そんな卒業生から未来の料理人へのメッセージです。

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  フランス版2つ星

  Au 14 Février / Saint-Amour Bellevue オーナーシェフ

  濱野 雅文氏

  平成7年卒業

  

  実現したい夢には日付を刻むこと

  料理の道を行く限り、必ず壁は現れます。しかも、それもきっとかなり早い段階で。その時、立ち止まってもいいから、めげずに基礎を徹底してほしい。先輩からのオーダーを一つひとつ確実にクリアすること。それを繰り返していると、先輩の目にとまり必ず大きなチャンスがやってきます。卒業後に勤めた「ラ・ロシェル」では14人の同期がいました。1年後も働いていたのは6人。やめていったのは、飲み会のたびに愚痴を言っていた人たち。僕たちは、飲むたびにお互いの夢について語り合っていました。夢を実現するためには、何をすればいいか？夢に日付を刻み、絶対に成功するまで、努力するだけです。

  坂井宏行氏が経営する「ラ・ロシェル」で9年間修業し、2004年に渡仏。フランス中部のリヨンのホテルやレストランで約3年間腕を磨いた後、Au 14 Févrierの開店に携わり、料理長を務める。2013年10月に独立し、わずか4ヶ月半で星を獲得する快挙を成し遂げた。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  Sola Factory co.(福岡)
  オーナーシェフ

  吉武 広樹氏

  平成12年卒業

  

  どこでも生きていける力を、その腕に

  この世界、特に海外では誰かが自分を守ってくれる保証はありません。だからナカムラでは、まず技術をしっかりと身につけて、頭をフル回転させて、何事にも全力で取り組んでほしい。そうやって身につけた腕さえあれば、料理人は、世界中どこでも生きていける素晴らしい職業です。技術で世界を渡り歩くために、専門学校時代にやっておくべきことは、料理以外のことも貪欲に吸収すること。いいモノにたくさんふれると色彩感覚や美意識が自ずと鍛えられます。また、自分の可能性を広げるために、色々な人たちと会うことも重要です。一瞬一瞬の出会いがチャンスだと思って、気持ちをオープンにして全てを吸収し尽くしてください。

  坂井宏行氏が経営する「ラ・ロシェル」や、パリの星付きレストランで修業。2009年9月から1年間、シンガポールでシェフを務めた後、パリ5区に店を開き、現在に至る。 2014年11月日本で開催された「RED U-35」（若き才能を発掘する、日本最大級の料理コンペティション）でグランプリを受賞。

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  東京版1つ星

  le sputnik オーナーシェフ

  髙橋 雄二郎氏

  平成13年卒業

  

  到達点を決めたから、今の自分がある

  大学時代、内定を捨てて選んだ料理の道。ナカムラでの毎日の授業は料理人になるための基盤になりました。卒業後も、独立を目標に単身でフランスへ渡り、腕を磨き続けました。実際にやりたいことをやれている人なんて1割もいないこの世界。誰も、僕がシェフになれるなんて思っていなかったと思います。目指している場所があるなら、どんなことがあっても続けないといけない。ほかの仕事が羨ましく見えたり、体力的なきつさ、レベルの差、やめたいと思うことは数えきれないほどあります。それでも、強く望む。そうして続けてきたからこそ、僕の今があるんだということだけは断言できます。

  2004年に渡仏。三ツ星レストランをはじめ４店で経験を積み、新時代のフランス料理を探求。帰国後、都内の一つ星レストランの料理長を経て、2015年「ル・スプートニク」を開店。わずか半年で１つ星を獲得。

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  京都/大阪+岡山版2つ星

  お料理 宮本 ご主人

  宮本 大介氏

  平成15年卒業

  

  あたりまえを続けると、力になる

  あなたの人柄が、料理に表れます。だから、料理の腕を磨くだけでなく、人間力も磨いてください。ナカムラでは、礼儀や自分を律する力が身につきます。卒業後に勤めた「本湖月」の主人も、料理の腕はもちろん、人としてとても魅力的な方でした。どんなに厳しくても、「この人についていけば間違いない」と思えたんです。現在は、夫婦ふたりで独立。食事目的だけでなく、僕や女将に会いにきてくれるお客様がいます。そういう人とのつながりに感謝し、初心を忘れないこと。開業から9年、調理場の掃除は毎日するし、身なりも時間も気をつけている。あたりまえのことを続けることが、料理人として力になっていきます。

  大阪にある割烹料理の最高峰「本湖月」にて長年に渡り修業を積む。2012年に、中村調理製菓専門学校の卒業生でもある妻・幸代さんとともに、「お料理 宮本」を開店。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  L’eau Blanche オーナーシェフ

  白水 鉄平氏

  平成14年卒業

  

  真っ正面から、料理にぶつかっていけ

  やると決めたら一本集中。この世界を目指すなら、腹を決めて、図太さとタフさを身につけてほしい。ナカムラに入って本気になった。見習いの初日には坊主で臨んだ。目の前のこと一つひとつに真剣に取り組んでいくことこそ、プロの本質です。これから出会う、一生の友、世界の舞台で活躍する先輩、尊敬する恩師、きみの料理を食べてくれるお客様。すべての縁に感謝と喜びを感じ、全力で向き合ってください。

  「オテル・ドゥ・ミクニ」や「オーグードゥジュール」グループで研鑽を積み渡仏。帰国後は「オーグードゥジュール メルヴェイユ博多」のシェフを4年間務める。2016年4月、『ローブランシュ』をオープン。

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  福岡/佐賀/長崎版2つ星

  井本 ご主人

  井本 達也氏

  平成21年卒業

  

  1986年生まれ、福岡県出身。高校卒業後、3年間は違う道を進んだが、21歳で中村調理製菓専門学校に入学。当初はイタリアン志望だったが、日本料理の丁寧さ、奥深さに惹かれ、日本料理の世界へ進むことを決める。卒業後は京都へ。「はな邑」「祇園川上」で7年間の修業時代を過ごし、2015年8月、29歳の若さで「井本」をオープンした。

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  福岡/佐賀/長崎版2つ星

  御料理 古川 ご主人

  古川 誠氏

  平成14年卒業

  

  1980年生まれ、福岡県出身。高校卒業後は大学に進学したものの、アルバイト先で料理の面白さにめざめ大学を辞めて中村調理製菓専門学校に入学。卒業後は大阪の名店「味吉兆」へ。「味吉兆 ぶんぶ庵」では料理長を務めるなど、13年間、研鑽を重ねた。帰福後、「俺の割烹 博多中洲」の料理長を経て2018年6月に「御料理古川」をオープン。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  白金にし田 ご主人

  西田 慎吾氏

  平成12年卒業

  

  1979年生まれ、福岡県柳川市出身。テレビ番組「料理の鉄人」をきっかけに料理の世界に興味を持ち、部活を辞めて飲食店でのアルバイトを始める。高校卒業後、中村調理製菓専門学校へ。卒業後は「熊魚庵 たん熊北店」へ就職し上京。和食の世界で研鑽を重ねる。帰郷後、「バサン」や「手島邸」を経て「博多水炊き とり田」の初代料理長に就任。「中島町倶楽部」の立ち上げに携わった後、2014年3月、『白金 にし田』をオープンさせた。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  天冨良 天孝 ご主人

  田中 孝儀氏

  昭和52年卒業

  

  東京・銀座の天ぷら料理の老舗「天一」で修業後、1988年に福岡にて江戸前てんぷらの店を開店。そのこだわりの味は、長年多くの食通から愛されている。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  無尽蔵 ご主人

  三浦 義久氏

  平成4年卒業

  

  高校卒業後、1年間飲食店でのアルバイトを経験。ナカムラ卒業後も同じ店に勤務した後、無尽蔵へ。料理長を務めた後、前店主より経営権を譲り受け、現在は主人として店の経営も行っている。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  天寿し 京町店 ご主人

  天野 功氏

  昭和51年卒業

  

  1956年生まれ、福岡県北九州市出身。高校を卒業後、中村調理製菓専門学校に入学。卒業後は東京の寿司店に入るも「天寿し」を受け継いでいくなら先代のもとで学んだ方がいいと考え、約1年後に小倉に戻り、兄とともに先代のもとで修業を積む。2018年7月には、北九州の魅力を発信する北九州市観光大使に選ばれるなど、幅広い分野で活躍中！

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  飴源 4代目 ご主人

  田中 三好氏

  昭和34年卒業

  

  1943年生まれ、佐賀県浜玉町出身。中村調理製菓専門学校の前身である中村割烹学院で学び、家業である「飴源」に入る。料理の世界に入って60年以上。現在は息子の豊司さんと孫の脩司さんとともに、江戸時代から続く「飴源」の暖簾を守り続けている。

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  福岡/佐賀/長崎版1つ星

  日本料理ながおか ご主人

  長岡 周吾氏

  平成11年卒業

  

  1977年生まれ、山口県萩市出身。高校卒業後、2年間の海外放浪で約50カ国を訪れる。その中で「和食を世界に広めたい」という想いを抱くようになり、帰国後、中村調理製菓専門学校へ。卒業後はホテルオークラアムステルダム（オランダ）の和食店「山里」で4年間学び、帰国後、割烹「味美」（福岡・中洲）での修業を経て、2010年、「大人のごちそう 周」（福岡・薬院）をオープン。2016年、空港や駅からのアクセスの良い西中洲に、店名を「日本料理ながおか」と改め、移転オープンした。

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  熊本/大分版1つ星

  味あら井 ご主人

  荒井 寛氏

  平成14年卒業

  

  1981年生まれ、福岡県出身。高校在学中から和食の料理人をめざし、居酒屋でアルバイトに励む。高校卒業後は中村調理製菓専門学校へ進学し、卒業後は在学中からアルバイトをしていた「喜家」（西中洲）で8年半の修業を重ねる。2011年９月、地元・福岡県吉富町に隣接する大分県中津市に「味 あら井」をオープン。

東京版1つ星

• nôl オーナーシェフ

  野田 達也氏

  平成21年卒業

京都/大阪+岡山版1つ星

• 幽玄 ご主人

  三船 桂佑氏

  平成18年卒業

• 炭火割烹いしい 料理長

  野々原 龍二氏

  平成18年卒業

福岡/佐賀/長崎版1つ星

• 和食ほりた ご主人

  堀田 雅仁氏

  平成10年卒業

• MAISON LAFITE オーナーシェフ

  工藤 健氏

  平成9年卒業

• ひらまつ 博多 料理長

  土生 将之氏

  平成19年卒業